友人との間に「弟切ギャグ（※１）」という言葉を作った作品。
そのギャグは『かまいたちの夜』にも受け継がれていると思われる。プレイしたことのある方なら分かると思うが…面白くない所が面白いという素敵なギャグである。「アルカポネの密造酒がアルカポネ」とか、なかなか寒くて素敵。しかも奈美にあっさりと流される所がまた良い。「えっ？今のセリフに反応してくれないの？」と一瞬焦るほどである（「アルカポネ〜」にはのってくれるが）。しかし…「何すっぱいブドウやってるのよ！」という奈美の言葉は私の中で未だ謎である（※３）。

この作品をプレイした人の中に、館の台所にあるオーブンの中に猫を見た人はいるだろうか？　初めてプレイしたのは１９９３年の夏だと思う。友人の別荘に友人Ｉ君が「これだ！」って持って来てくれた。その夜、大音量でプレイ（別荘地なのであまり人が居ない）。むちゃ怖かったですわ。その初プレイ時に見たような記憶があるんです。＞猫ＣＧ
でも、旅行から帰ってきて入手し（※２）プレイしたが、そのＣＧがない。もし「そのＣＧ見たよ」って方が居ましたら是非教えて下さい。(^^;

	※１	：	ギャグが面白くなかったときに言われる賛美の言葉。
	※２	：	即入手したかったのですが、何故か何処にも売ってない。当時のお店の人によると「作ってないらしいですよ」とのことでした。このソフトをプレイした人であまりにもショックを受けてしまった人が居るとか居ないとか…。本当はどうだったんでしょうね。今思えば、「ビッグタイトルに工場のラインを占領されてしまっていただけ」とかかも。
	※３	：	７年間謎だったのですが、H.Yさんから教えて頂きました！ 感謝！！

弟切草の花言葉「復讐」

パッパッ！パラパラパラパラ！（弟切流拍手音）

１９９４年夏、また友人の別荘にサウンドノベルを持って行こうと発売を心待ちにしていたのに延期。そして冬発売に。舞台が冬のペンションなので良かったと言えば良かったのですが、そのせい(?)で夏には他のソフト（※４）買うハメに。

『弟切草』の奈美と違い、真理（名前変更可）は透（名前変更可）のボケにちゃんとツッコミます。真理って良いよね。色々と。

未プレイの方もいるかもしれませんので犯人は言いませんが、何回殺されたことか。初めて殺された時にシルエットで犯人はわかるのですが、なかなか追いつめられない。選択を少し間違っただけで逃げられますから、「バナナのトリック」とかを選んだら絶対にダメな訳です。(^^ゞ

『ここでりせっとをおせ』でリセットを押した人は何人いるだろう。当時はリセットを押したら違う場面から始まるのをすっごく不思議に感じたのを覚えています。このシナリオを未体験の方は是非是非やってみて下さい。宝探しのシナリオの後半がジャンプポイントです。PS版にも同様のお楽しみがありますが「りせっと」ではありません。PS版の音声のみのシナリオも楽しいですよ。

今でも、この作品以上のサウンドノベルはないと本気で思っている。

※４

：

買ってしまったソフトとは…『学校であった怖い話』と『夜光虫』。『夜光虫』の方が中古買い取りが高かったのが悔しい。（『夜光虫』は友人が買った。）

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