テクモ株式会社 アクションアドベンチャー
PS2 2001年12月13日発売 6,800円

霊的なホラー好きでアクション性のあるものも好きな人にはお勧め！(^o^)

グラフィック，サウンドと、結構怖いです…（まだ未体験ですがヘッドホンでやると更に怖いらしい）。パッケージ裏に「絶体絶命シャッターホラー」と書いてある通り、カメラで写すことがテーマ。襲ってくる霊を写すとダメージを与え、怪しい所を写すとヒントが写り、呪いをかけている霊を写すと呪いが解け、導いてくれる霊やたたずんでいる霊を写すとうれしい(^^;。霊関係の写真は全てポイント（得点みたいなもの）があり、ためるとカメラをパワーアップできる（高ポイントを狙うのも楽しい）。

ストーリーの導入部はテクモのページを見ていただければ分かると思いますが、本編は「屋敷内で行われていた怖ろしい儀式」と「そのしきたりに人生を翻弄される“霧絵”という女性の悲劇」を描いている。ホラーゲームとしてだけ扱われていますが、ストーリーもなかなか良いです。

操作が４タイプから選べるのは嬉しい。『BIOHAZARD』シリーズなどに慣れている人はバイオ操作（主観操作）にした方がすんなり入れる。キャラの移動スピードは走っても遅いですが、この辺は制作者のこだわりらしいです…確かに「怖い」と思っている屋敷内をドタバタ走る主人公ってのもおかしいですが…。

メインとなる霊とのバトルはただ倒すだけだったらかなり楽に仕上がっています。ただ、高ポイントを狙おうとすると、霊の動きを覚えるまでかなりツライ。霊によっては「オイ！(--#」って動きをする奴もいる…。私は「時間が掛かってもノーダメージでクリア。しかも不退転(^^;」を狙っていたので辛い所が数ヶ所ありました。

気になったのは写した心霊写真の保存にかかるデータ容量。１冊のアルバムに24枚保存できるのですが、このアルバムが５冊で8Mメモカがいっぱい。大きくなっちゃう理由も分からなくもないですが、ツライです。

クリアすると、【サウンドテスト】や【バトルモード】が楽しめ、ゲーム難易度【NIGHTMARE】（霊の存在・方向，ヒントポイントなどを示してくれるガイドが無い）が選択可能になり、ゲーム中メニューに【ゴーストリスト】と【ランキング】が追加、その他カメラの特殊能力が開放可能になる（本編クリアで“感”・“追”・“拡”、バトルモードクリアで“無”、写真オールコンプリートで“零”追加）。コスチュームも３着ほど増えるのですが…個人的にはどれもイマイチ。ノーマルが一番良いかな？